ブログ引っ越しのお知らせ

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当ブログにお越しいただいている皆さま、いつもありがとうございます。

(はじめましての方もありがとうございます!)

 

突然ではございますが、ブログを引っ越しました!

新ブログのURLは下記の通りとなります。

http://drmscmtr.biz/

タイトルも『特許翻訳事始め』から『特許翻訳者の勉強部屋』に変更いたしました!
(マイナーチェンジですね…)

 

フォローやブックマークなどしていただいている皆さまには、ご迷惑をお掛けすることとなり大変申し訳ございません。
何卒、引っ越し先のほうでもお付き合いをご継続いただけますと幸いです。

今後の更新は新ブログのほうでさせていただくことになりますが、こちらのブログもしばらくそのまま残しておきます。
また、新ブログのほうでも、こちらの旧ブログの記事は全て、過去ログとしてお読みいただけるようにしております。

これまでの記事では、自身の勉強記録や心情の吐露などを徒然なるままに綴っている感が強かったのですが、今後はもう少し、ほんの少しでも(!)、読んでくださる方々にとって有益なものを書けるように心がけていきたい、と考えております。

 

ところで、今回のこのブログの引っ越し(サーバーチェンジ)ではかなりすったもんだしてしまい、自身のジョウジャクっぷりをあらためて痛感いたしました。

WordPressそのものについてとんでもない誤解をしていたことが発覚したりもして、色々な意味でツラかったですね…。

このあたりのことも近いうちにセキララに記事にしたいな、と思っております(新ブログのほうで!)。

 

それでは、本日はブログ移転のご挨拶でございました。何卒、宜しくお願い申し上げます。

リポソームとは?(※リボソームではありません!)

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今日は『リポソーム』についての記事を書こうと思います。

特許ではありませんが、化学系の翻訳文章の中で出会った単語です-『リポソーム』。

 

よく似た単語に『リボソーム』があります(高校生物に出てきますね)が、それとは全くの別物です(笑)

(リボソームは生物の細胞内に存在する構造の一つで、遺伝情報の翻訳に関わっているアイツです)

この二つの単語は英語の綴りも”liposome”と”Ribosome”で非常に似通っています。紛らわしいですね!

 

では、リポソームとは一体何なのか? その基本的なところについて、まとめてみようと思います。

 

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「混和性(miscibility)」と「溶解性(solubility)」

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明細書を訳していて、「ん? これは?」という一語と遭遇しました。

…an organic composition that is not miscible with water,…

というフレーズ中の、”not miscible with water“です。

 

和訳すれば、「非水混和性の」、「水非混和性の」、「水と混和しない」などとなるでしょうか。

フレーズごと訳せば、「水と混和しない有機相組成物」ですね。

(ここでいう「有機相組成物」が具体的にどんなものであるのか、というのはひとまず置いておきます。

水と混和しないということですから、非極性なのかもしれません。)

「混和しない」というのは、「混ざり合わない」ということでしょう。

これは「溶解しない」ということとどう異なるのだろうか? と不思議に思ったのです。

つまり、「混和性(miscibility)」と「溶解性(solubility)」との違いですね。

「水と混和する/混和しない」と「水に溶解する/溶解しない」の間に、明確な違いはありやなしや?

違いがあるとすれば、どういったものなのか?

 

というわけで、調べてみました。

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トライアル合格!と、新たなトライアル

先週半ばのことになりますが、合否待ちの翻訳会社1社からトライアル合格のご連絡を頂きました。各種契約書類を送って頂き、本日郵便で返送。

同日にはCVを送付していた別の会社からトライアルをいただきました。課題は計3題で、期間は1週間。

***

1.まずは各課題の大まかな分野を確認。

2.初日に1題目の資料集めと調査をどさっとして、ノート作り。過去に作ったノートも確認。

3.初稿が終わったら、一旦1題目から離れて2題目の資料集めへ。

4.2題目の初稿完了後に1題目に戻って誤訳や抜け、詰めの甘い部分がないか再チェック。

5.3題目の資料集め、初稿

6.2題目の再チェック

7.3題目の再チェック

8.もう一度全ての原稿に目を通す(抜けや漢字の誤変の有無、日本語としての自然さを再確認)

***

…という順序計画で進めています。

 

前回の記事の続きはトライアル提出後に執筆したいと思います。それとは別にもう一つ、今回のトライアルを受けているなかで、掘り下げてネタにしたいトピックも発見し…。

月末には別会社さんのトライアルの予定も入っていますが、今回のトライアル提出日からそのトライアル開始日までの間に、振り返りレビューのノート作りや記事執筆を集中して徹底的にやろうと思います。もちろん、新たな応募先にも書類を送りつつ。

マランゴニ乾燥

先週1週間は、受験済みトライアル2件分の振り返りとして、

・「フルオロポリマー」、「コーティング」をキーワードに対訳収集

・「乾燥」ノート作成

・「顔料(特にDPP系)」ノート作成

に主にあたっていたのですが、その中で面白いなと思ったもののひとつが「マランゴニ乾燥」。

操作としては1.洗浄ワークを純水槽に浸して、2.ゆっくりと引き上げると洗浄溶媒がワーク表面から滑り落ちている、というもの。

どうしてそんなことが? というと、

ポイントは純水の上に薄いアルコール(特にIPA)層が作られていることで、水とIPAの表面張力の差を利用しています。

同じ温度の時、水のほうがIPAよりも表面張力が強いので、ワークがIPAの層を潜り抜けようとするとき、ワーク表面の水滴はIPA層の下にある純水層に引き込まれることになり、結果としてワークが乾燥することになります。

「マランゴニ(効果)」という言葉自体が、2種類以上の液体間に表面張力の差がある場合に、それらの液体の運動に変化が現れることを示しているようです。

参考までに、温度20℃の時の両液の表面張力は、

水:72.75 mN/m IPA:20.8 mN/m

………、

水の表面張力が抜きんでて高いのは、水分子同士の水素結合がその他の液体に比べて高密度だからでしょうが、IPAにもヒドロキシ基は存在するし、水の表面ではなく内部に沈み込んでしまうことはないのだろうか?

と、この記事を書いているうちに疑問が湧いてきました。ちょっと調べてきます。

近況報告

現時点で特許翻訳者として登録していただいている会社は2社となりました(チェッカーを含めると3社)。ですが、うち1社は英日特許翻訳のお仕事自体があまりないとのこと。引き続き、実ジョブをコンスタントにいただける状態に持っていけるよう、トライアルに挑戦し続けます。

現状、

・応募済みレスポンス待ち:2社

・トライアル結果待ち:2社

です。

 

また、今日はこれまでに受けてきた数件のトライアルの中で得たものの整理もかねて、英語版のCVを改訂しました。

ウェブで公開されている海外の翻訳者の方々のCVを色々と見て、どのようなフレーズを使ってどんなふうにアピールされているのかをあらためて参考にしてみたのですが、海外の翻訳者といってもアジア系か欧米系か、英語ネイティブか非ネイティブかによって書き方がかなり違うものですね。ざっくりとした印象ですが、やはり欧米系の方々のほうが売り込み文句の選択が大胆な気がします。

トライアル提出&月末までの予定

トライアル2件、なんとか無事(?)提出完了いたしました。

この1週間はずっとそちらにかかり切りだったのですが、関連技術についてじっくりと調べてみたりと、とにかくとても勉強になりました。

トライアルならではの緊張感はありましたが、それまでに知らなかったことを知って、それが以前どこかで勉強していたことと何かしら繋がっていたりしたときの感覚には、脳汁が出るというか、かなりエキサイティングなものがあります。

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